こんにちは。
今日はこの問いについて触れてみたい。
もうかなり前、自分がダブルワークで家庭教師をしていた時に教えていた当時中学生だった男の子がいつの間にか大学生になり、そして就職活動する年齢になったことを知った。
時間が経つのは早いですね。
どうしてこれを知ったのかというと、SNSでその子のお母さんとつながっていて、自分がアップした記事にコメントをくれたのがきっかけ。
コロナ禍の影響で大学もほぼリモートらしく、ほぼ大学に行くことはないと書いてあった。
そして、そんな中で息子さんが就職活動の時期を迎えるということで、平時とは違う状況にいろいろ不安を感じていると。
そんな様子にそのコメントを読んだ時には特に具体的な返信をすることができなかったんですが、少し時間が経って少し思い浮かんだ問いがあったので、それについての記事になる。
新卒での就職はどれくらい大事か?
個人的な答えをまず書いておくと、
そんなに大事ではない。
と思っている。
全くどうでもいいとか言うつもりはないけど、もしそこで失敗したとて全然致命的なものでもないよね。
終身雇用は、今ではもうほとんど残っていないし、働く側も一生勤め上げる的な思考を持っている人もだいぶ減っていて、自分の生き方ややりたい事と照らし合わせて、合わないから転職ってことも多くなってきているし。
なので、就職は「トライ&エラー」が自然に存在している訳で、つまり新卒での就職なんてのは、初めての就職ってことなので、「失敗して当然」くらいの気持ちでいいだろうし、実際そうなんだろうなと。
なので、どうせ失敗するんだったら、上手に転んだ方がいいし、いろいろストレス抱えてもしょうがないし、ストレス抱えて視野が狭くなるくらいだったら、むしろ「実験」と割り切っていろんなアプローチを試してみてもいいのかもしれないとすら思う。
おそらく就職自体が実験であるように、就職後の働くこと自体も実験的な部分があるだろうし、と言うか生きていくこと自体が大体そうなんだろう。
つまり、必ず成功しなければ!なんて思考はいらないってことだ。
なので、むしろ「いい感じのデータといい感じの経験が得られるいい実験の機会」と言う意味では大切にしたらいいのではないかな。
周りの人こそ柔軟に。
とは言え、初めてのことに立ち向かっている本人に深刻に考えるなと言うのは難しいところもある。
でも、敢えてそう言っておきたい。
そして、よりちゃんと言っておきたいのは、その立ち向かっている周囲の人への方。
特に親御さん。
そんなにいないとは思う(実際にどれくらいいるのかは知らん)が、過度のプレッシャーを与えるのはおそらく逆効果なので、もしそう言うスタイルでお子さんの就活に寄り添っているような親御さんがいたら、ちょっと冷静になってみて欲しい。
本人にプレッシャーを与えても、環境や情勢はよくならない。
今、世界は結構大変だ。
それはなかなか個人の力ではどうにもならないところもある。
焦っても仕方がない。
焦っていいことなど何も起こらない。
まずは、落ち着いて、そして、行動しよう。
柔軟に。
妥協するのがいい、とは違う。
やりたいことや働きたい場所、実現したいことがある、それを諦めるべきである、と言うこととは違う。
そんなふうに読み間違う人はいないとは思うが、それとは全く違う。
そう言う自分が目指したいものがあるのであれば、ぜひそれと向き合って欲しい。
自分の持っている答えとしては、
「就職活動はこうでなければならない」は既に幻想だし、もはや今まで通用したであろうセオリーは崩れつつあるので、実現したいものがあるなら、失敗を恐れず、冷静さと情熱を持って一歩を踏み出せばいい。
新卒の就職活動なんて、人生でチャレンジする就職活動の一つでしかないからね。
と言うか、これは新卒に限ったメッセージではないですね。
どの世代の人にも言えそうです。
とにかく今は大変なタイミングであることは間違いないです。
でも、それを嘆いていても仕方がない。
無理せずできることを探して、チャレンジするっていうのをおすすめしたい。
さいごに
皆さんは就職活動をどんな風に考えますか?
今、新卒ではないにしても就職活動真っ最中の人もいるかもしれないですし、転職を考えている人もいるかもしれません。
うまくいかないことも大いにあると思います。
コロナ禍の今、うまくいかないのは、あなた自身のせいではありません。
コロナのせいです。
コロナ禍の今、そして、これからの就職活動についてどんな風に考えますか?